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「J-WAVE LIVE 2000+14」 [音楽]


「J-WAVE LIVE 2000+14」
8月30日(土)
国立代々木競技場第一体育館


毎年恒例、J-WAVEの夏のイベント。
今年は、1日目に参加してきました。

さて、今年初日のラインナップは、
斉藤和義(ゲスト:奥田民生)
スガシカオ
高橋 優
秦 基博
平井 堅
という、なんとも華のない地味なメンツ(失礼)。
なぜか男性ソロミュージシャンがそろいましたね。
スガ以外はあまり期待せず、ゆるっとした感じで
観てきましたが、想像していたより全然楽しめました。


オープニングは、高橋 優
実はあまり知らなくて、楽曲もほぼ聴いたことがなかった。
ルックスからアコースティックな雰囲気を想像していたのだけれど、
意外にもロックな感じで登場。
熱いパフォーマンスで満員の会場を沸かせた。
故郷の秋田弁で歌う「泣ぐ子はいねが」は
何を歌っているのかさっぱり分からなかったけれど(笑)、
熱い思いがググンと伝わってきた。
好青年タイプだね。

1. パイオニア
2. (Where's) THE SILENT MAJORITY?
3. 太陽と花
4. 泣ぐ子はいねが
5. 同じ空の下

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二番手は、秦 基博
秦くん担当の月曜RADIPEDIAをよく聴いていて、
なかなかいいキャラクターだと思う。
声も楽曲もいいなあと思うけれど、
なぜかいつもスルーしてしまう。
実はライブを観ても、イマイチぴんとこなかった。
キレイすぎるのかな。
5曲目まではバンドとともに、
ラスト「ひまわりの約束」はギター一本で
安定感のあるパフォーマンスを繰り広げた。

1. 鱗(うろこ)
2. 今日もきっと
3. グッバイ・アイザック
4. ダイアローグ・モノローグ
5. 自画像
6. ひまわりの約束

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3番目は、スガとともに皆勤賞の平井堅
久々にライヴを観たけれど、やっぱりいいなあ。
うまいのはもちろんだけれど、
それ以上に、彼の歌は胸を打つ。
本当に歌を大切に、届けようとして歌う人だ。
思いだすだけで、じーんとしてしまう。
今回は、ほぼヒット曲というセットリストだが、
どの曲も完成度が高いことをあらためて感じさせられた。

爆笑モノのMCも、ライヴならでは。
「建築家だった父が憧れていたスペインの
サグラダ・ファミリアで……」で始まる旅の思い出は、
桜田淳子のカラーコピーを手に、
サグラダ・ファミリアをバックにした写真で見事に落ちた。
センチメンタルな音楽性とのギャップがたまらん。

1. 瞳をとじて
2. 楽園
3. even if
4. KISS OF LIFE
5. POP STAR
6. LIFE is...

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4番目は斉藤和義。奥田民生が出るというので楽しみにしていた。
どちらかというとニガテなタイプなのだが、
ライヴはとても良かった。
バンドメンバーもベテランそろいで
安定感があって聴きごたえがある。
女子みたいに手を振りながらあいさつするのもなんだかカワイイ。
そんななか、斉藤いわく
「人生を最高になめてる男」、奥田民生が登場。
しばしゆるっとしたトークをして、
奥田の「恋のかけら」、
つづいて斉藤の「ずっと好きだった」を披露。
斉藤のヒョウ柄のギター(自分で車のシートを貼ったそうだ)の
ジャキッとした音が小気味よく響き、
さらには奥田の金色のレスポールの堂々とした太い音が鳴り渡る。
斉藤も金色のレスポールを抱えると、
レスポール2台が鳴りまくり、ビジュアル、音ともに迫力満点。
いやいや、おふたりともさすがです。聴かせます。

1. やさしくなりたい
2. 月光
3. 映画監督
4. ハローグッバイ
5. Cheap & Deep
6. I Love Me
7. 恋のかけら with 奥田民生
8. ずっと好きだった with 奥田民生
9. 歩いて帰ろう

斉藤

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和義

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そして、まさかのトリのスガシカオ
斉藤和義と奥田民生にさんざんいじられた揚句の、堂々たる貫録だ。
普段のライブではラスト近くに持ってくる「Progress」で
スタートするとは、メジャー復帰の自信の表れか。
つづく「19才」で会場を揺らし、
「黄金の月」でしみじみとさせる。
端から代表曲を繰り出すとは何事、と思っていたら、
11月に行う“いいとこ全部盛り”のダイジェストだそうだ。
珍しく「Real Face」なんかもやるから、ウレシイ驚き。
ラストの「奇跡」で最高に盛り上がって本編終了。

そしてその後にこの日最大のパフォーマンスが……。
なんと、皆勤賞同士の平井堅との共演で
「夜空ノムコウ」を披露。
驚いたことに、ふたりでやるのは初めてなんだそうだ。
これがまた素晴らしすぎて、言葉にしづらい。
化学変化とはまさにこのことか、と思わせる
絶妙なサウンドを聴かせてくれた。
歌の力のなんと偉大なことよ。
そしてもうひと盛り上がり、「午後のパレード」で終了~。
おつかれさん!

1. Progress
2. 19才
3. 黄金の月
4. LIFE
5. Real Face
6. 俺たちファンクファイヤー
7. コノユビトマレ
8. 奇跡
ENC. 夜空ノムコウ with 平井堅
ENC. 午後のパレード

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全体的に地味な印象はあるけれど、
なかなか聴かせる歌が多く、
それはそれでよかったのではないかと思う。
なんといっても、スガと堅ちゃんの
共演を観ることができたのは、大収穫だった。
それだけでも、このライヴを観た甲斐があるといえるだろう。

ミラクルの余韻を抱えつつ、帰途についた。
風はもうすっかり秋の気配。
夏も終わったな……と感じた
8月最後の土曜日だった。
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ミホ

マメにライブに行かれてますね~。いいなぁ。
平井堅は一度、生歌聞いてみたいな~なんて思っているのですが、lucksunさんのレビューを読むと、益々興味が湧いてきました。
by ミホ (2014-09-08 11:31) 

lucksun

>ミホさん
気になるライブは行っとかないと!と思って、
都合があえば、なるべく足を運ぶようにしています。
夏はやっぱりフェスが楽しいですね~。
それまで聴いたこともないアーティストも、
生で聴くと好きになることも結構あります。
平井堅は歌もすっごくいいんですけど、
それ以上にトークが面白くて楽しいですよ!
機会があれば、ぜひぜひ~。
by lucksun (2014-09-15 03:27) 

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