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「SUMMER SONIC 2015」② [音楽]


「SUMMER SONIC 2015」
8月15日(土)16日(日)
QVCマリンフィールド&幕張メッセ


8月16日(日)
IMG_1876.JPG
ファンクの日!
一発目は、
TUXEDO(Full Band Set) @GARDEN STAGE
ちょっぴり懐かしいソウルとヒップホップ。
ファンキーなサウンドで存分に楽しませてくれた。
体力温存するつもりだったが
ついつい体が動いてしまって、結局汗だくだ。

Tuxedo

Tuxedo

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Stones Throw
  • 発売日: 2015/03/03
  • メディア: CD



そのままGARDEN STAGEで
真心ブラザーズを観るつもりだったけれど、
暑いしビール飲みたくなっちゃったので、
MARINE STAGEへ避難。
(スタジアムのスタンドは収容人数が多いので、確実にすわれる)

そして、
THE SCRIPT @MARINE STAGE
これが良かったー!!
今回の掘り出し物ナンバーワン。
全然知らないで観ていたのだけれど、かなり好きだと思って
あとで調べてみたらアイルランドのバンドらしい。納得。
勢いがあってフレッシュなサウンドも、
サービス精神旺盛なパフォーマンスも好感度高い。
アリーナに降りて
客とコミュニケーションしたりするのもかわいかったなあ。
これからの動きをチェックしていきたい。

No Sound Without Silence

No Sound Without Silence

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2014/09/16
  • メディア: CD



ふたたびGARDEN STAGEに戻って、超個人的メインアクト!
スガシカオwith菅波栄純(THE BACK HORN) @GARDEN STAGE
菅波栄純、お初です。どんな音が聴けるのかと期待していたら
パワフルで陽気でたいへん男くさかった。
ドラムはファジーコントロールのSATOKO。
彼女もお初。ミニマルなセットで、
手数の多いドラミングがすてきだ。
終始笑顔なのが印象に残った。
今シーズン限りのバンドとは思えない
一体感を醸し出しているのは、
やはりプロのなせる業か。
なんといってもメンバー全員、楽しそうなのがいい。
モッシュゾーンに陣取ったので、ガン見ですよ。
アップテンポのファンクチューンで会場の温度を上げていく。
マックスまで上がりきったところで、「progress」。
いつにも増して思いのこもる熱唱に、思わずグッとくる。
ここ数年、鬼気迫るものを感じさせるほど凄みを増してきた。
たった7曲! あっという間に終わってしまった。
炎天下で汗だくになって、しばし放心状態……。

アストライド/LIFE

アストライド/LIFE

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2014/05/21
  • メディア: CD




マリンスタジアムに戻る途中、
SEASIDE VILLAGEでドラム・サークルに参加してみた。
居合わせたみんなで即興でドラムをたたくというイベントだ。
コンガが空いていなかったので、マラカスを借りてシャカシャカッと。
楽しい!
ペットボトルの手作りマラカス(お米が入っていた)が
思いのほか良い音がして、しかも使いやすかった。
こんど作ってみよう。
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MARINE STAGEでビールを飲みながら休憩しようと思ったのだが、
IMAGINE DRAGONSが思いのほかよく、聴き入った。
長身のヴォーカルがステージを縦横無尽に動き回る。
力強いパフォーマンスがカッコ良かった。

スモーク・アンド・ミラーズ

スモーク・アンド・ミラーズ

  • アーティスト: ロスト・キングス,ブロイラー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2015/05/20
  • メディア: CD



そして待望のヘッドライナー
PHARRELL WILLIAMS @MARINE STAGE。
幕開けは「Freedom」。
ダンサーを引き連れ、映像もふんだんに使い
ショーアップしたステージを繰り広げる。
Tシャツにスリムなパンツという
至ってシンプルないでたちが、かえって目を惹く。
ファレルが主役であるのはもちろんだが、同時に
ダンサーや他の人たちを魅力的に見せる、
いち装置としても機能しているようだ。
まるで、ステージ上の一瞬一瞬をプロデュースするかのよう。
Robin Thickeの「Blurred Lines」、
DAFTPUNKの「GET LUCKY」、そして
大ヒット曲「HAPPY」も披露してくれて
スタジアム全体が揺れる揺れる!
ラストは再び「Freedom」。
PHARRELLの力強いメッセージがいつまでも耳に残った。

G I R L

G I R L

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2014/03/07
  • メディア: CD



のち、急いでメッセに戻り
D'ANGELO AND THE VANGUARD @MOUNTAIN STAGE
20年ぶりの来日だという。
今までリリースしたアルバムはたった3枚という寡作な人だ。
わたしも最近知ったのだが、
今回のサマソニに出演が決まった時点で
絶対に観ようと決めていた。
ステージに入ると、
下から風をあて、真っ黒のコートをなびかせて歌う彼がいた。
その存在感に圧倒される。
ファンキーでソウルフル。
プリンスやジェームス・ブラウンを聴いて育ったことが
明らかだが、古い感じはあまりない。
歌い、楽器を弾き、踊る。
アクションがすばらしくキマッていて、思わず見とれる。
なんかもう、すごすぎて終演後もずっと
強烈な映像がアタマに残っていた。

Black Messiah

Black Messiah

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 2014/12/23
  • メディア: CD



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今回のサマソニは、ロックよりも
EDMやファンクが多かった
(ヘッドライナーもケミカルとファレルだ)。
昨今の音楽業界の動向がよくわかる。
個人的には、ロックはジャンルではなく
スピリットのことだと思っているから
極端な話、クラシックでもジャズでもいいと思うのだが
(昨年は実際、ロバート・グラスパーも出演したことだし)。
多彩な音楽、それまで知ることのなかった音楽に
出会える場として、フェスは貴重で、単純に楽しい。
ただ、会場が広すぎて移動に体力をとられるのは難点だ。
そろそろ年のことも考えねば、と思うが
好きなアーティストが出るのであれば、
性懲りもなくまた出かけてしまうのだと思う。
わたしの生活に、音楽は必然なんです。
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